ミニマルアートという1960年代にニューヨークで展開した重要な美術の動向があります。個性や表現性を最小限に切り詰め、芸術的な素材ではなく工業用素材等を用いる等して製作されました。シンプルで無機的な表現はそれ以後の欧米現代美術に決定的な影響を与えました。究極のシンプルにこそ物の本質が見いだされ、機能美が感じ取れる、というミニマリズムの考え方はここから生まれました。
アートスタイルマーケットは[Minimalism=最小限 (Minimal)主義(ism)]を根底に置きつつ、有機的な要素を取り入れ、その二つの要素が融合された世界観を提案します。